【ドラフト】包囲戦が入った事による赤黒アグロの変化

2011年2月5日 TCG全般コメント (5)

ミラディンの傷跡ドラフトにはさまざまなアーキタイプが存在していましたが、その中でも僕が好きなものに赤黒アグロがあります。
以下のレシピは海外のサイトで考察・実践した際に作られた物です。

1メムナイト
3煙霧吐き
1燃えさし鍛冶
2オキシダの向こう見ず
2ドロスバッタ
2危険なマイア
1ヴァルショクの模造品
1モリオックの模造品
1刻まれた勇者
1水脹れ地掘り
1鉄を食うもの
1皮裂き
2恐慌の呪文爆弾
1感電破
1電弧の痕跡
1活線の鞭
2転倒の磁石
1炉の式典
8沼
7山

このデッキの回し方を簡単に説明すると
?全力で展開して殴る
終わりです。炉の式典入りだと
?サクリエンジンで好き放題する
という要素も加わります。煙霧吐き、模造品、呪文爆弾等の生け贄能力持ちはもちろん、向こう見ずやドロスバッタで不要になった置物やチャンプクリーチャーを生け贄にしていくことであっという間に相手のライフを削り取ることが出来ます。
初動マナマイアというゆっくりしたスタートではこのデッキを相手にするには厳しいでしょう。
あと上記のレシピには入っていませんが、カルドーサの再誕を入れる事でブン周りを手のつけられない物にすることが出来ます。危険なマイアや屍百足をコストにすると除去も兼ねる事ができるので、それらが複数入っているなら1枚は欲しいと思います。
他にもシルヴォクの生命杖等の軽い装備&ゴブリンの小槌打ちや屍気を飛ばすもの等もこのデッキに是非入れたいカードです。とにかく「軽いは正義」です。
パーツに安いものが多いので、一週目はこのデッキで重要なバッタや向こう見ずを取らず高いカードや代替のしにくいスペルボムや式典から固めて行ったほうがいいです。このアーキタイプの決め打ちを決めた後、他に何も取るものがないからといって1-3の拘引を蹴って向こう見ずを取る必要は全くありません。
また、各マナ粋のカード枚数にも注意が必要です。3マナ粋は6～8枚、4マナ粋は2枚までが適正です。5マナ以上は入れたくないですが、カードパワーが高かったりボムだったりしたら入れてもいいかも知れません。出来れば0枚が好ましいです。

誰でも知ってそうな無駄な説明はこの辺にして、タイトルにも書いた通り包囲戦でこのデッキに入りそうなコモン・アンコをメモ帳としてまとめておこうと思います。

黒
ファイレクシアの憤怒鬼：3マナ2/2は心もとないものの、ハンドの消費無く展開出来る優良クリーチャー。
病的な略取：グダった時に強力。
喉首狙い：優良除去。

赤
オーガの抵抗者：4マナ粋が他に無ければ。
カルドーサの首謀者：重いのであまりいれたくないが、膠着した時の突破口に。
コスの急使：人気のある緑キラー。
ゴブリンの戦煽り：リミテでゴブナイト。
火脹れ杖のシャーマン：感染やウィニー相手のナイスサイド。
圧壊：生体武器や非生物ボムを手軽に対処出来る。
核への突入：ばけもの。
金属の熟達：パクってポイ。
軍団の結集：このデッキだと数が並びやすく、はまった時に絶大な効果を発揮できる。
震盪の稲妻：撃ったら勝ち。
不純の焼き払い：優良除去。

アーティファクト
回転エンジン：2回以上攻撃が通せれば御の字。
信号の邪魔者：このデッキの喊声は強い。
皮羽根：少し重めにシフトしているなら強い。
皮剥ぎの鞘：頭数合わせ&小槌打ちに。
貫く徘徊者：直接ダメージ&そこそこのサイズ。
突風救い：2マナ件が足りてなければ。
マイアの種父：コストや装備元に。
ヴィリジアンの爪：小槌打ちに。
胆液の水源：2マナ2ドロー。再誕やピストンのコストに。
銅の甲殻：そこそこの修正値。設置も安いので再誕の餌にも。
迫撃鞘：式典とサクリ台をこの1枚で。
ピストン式大槌：テンポが良く修正値も大きい優良装備。

包囲戦で大量に赤いパーツが拾えたら赤単も出来そうですね。黒は感染ばっかりで収穫が……。
喊声のおかげで横に広げる意味が傷痕だけの時より重要になったので、再誕の価値がさらに上がりました。
また、除去も増えて強力なフィニッシュカードがコモンにあるので赤(黒)アグロは前より手を出す人が多くなりそうです。
そうなるとバッタや向こう見ずも一周するか怪しいのでさっさとピックしたほうがいいかも知れません。
利点の一つだったひたすら安いのでデッキが作りやすいって言うのがなくなるとちょっと厳しそうですね……。

なにか突っ込み所があったり間違いがありましたらご指摘してくださると幸いです。